・交互交代遊びを支援する療育おもちゃを紹介
・「はじまり」と「おわり」がはっきりしているゲームを使う
自閉症・発達障害の息子と順番待ちの練習に作業療法士さんが使っている、ボールをスロープに転がすおもちゃ。
使うボールは1つだけ、つまり作業療法士さんがボールを転がしている間、息子は待たなければなりません。
1回転がしたらボールを相手に渡し、相手が転がしている間は待つという練習です。
ここがポイント
順番の「はじまり」と「おわり」がはっきりしている
この遊び方の重要なポイントは、各プレーヤーの順番の「はじまり」と「おわり」がはっきりしていること。
このボールを転がすゲームの場合、「はじまり」はボールをスロープの上に置く瞬間、「おわり」はボールがスロープの下にたどり着いた瞬間。
このようにはっきりしていると、順番交代のタイミングが明確で指導しやすくなります。
他にも協力型のゲーム(ブロックを順番に積み上げていく遊びなど)もいいかもしれません。いずれも順番交代をするペースが速くて、内容が簡単なものがおすすめです。
ゲームの難易度を上げる方法
お子さんが慣れてきたら、今度は下記の方法で難易度を上げて挑戦してみください。
①1つのボールを譲り合うのではなく、お互いボールを1つずつ手に持ちながら順番を待つ
②参加者数を増やして、お子さんの待ち時間を伸ばす
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▼このおもちゃを使って言語訓練する方法
ボール転がす玩具で発語の練習
モンキーのメモ
✏️順番の「はじまり」と「おわり」がはっきりしていて、テンポの速いゲームを選ぶ。
✏️始めは交代する時に1つのボールを譲り合う仕組みにして、慣れてきたら1人1つずつボールを手に持ちながら順番を待つ練習にレベルアップする。
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