・遊びが広がらない子どもとの遊び方
・驚かせたり笑わせたりしながら遊びを教える方法
自閉症・発達障害の息子は一人遊びを好みます。他人と遊ぶことを面白い、遊びが予想外な展開になっても楽しいと思えるようになってほしいので、息子の遊びを広げることに日々心がけています。
今回は、作業療法士さんおすすめの「優しく邪魔をする」という支援方法をご紹介します。
邪魔をする方法
クルマや電車のおもちゃで遊んでいる場合
①しばらく一人で遊ばせて観察。
②側に座り、似たおもちゃで息子の遊びの真似をする。
③遊びに少しずつ新しい要素を入れていき、「邪魔」しにかかる。
【例1】バランスボードのように滑り台代わりになるものを息子のクルマの手前に置き、その上を滑らせるように仕向ける。
【例2】息子のクルマの上に人形を乗せて、「〜へ出発!」と、息子のお気に入りの場所に出かけるふりをする。
【例3】スタッキングブロックで作ったタワーやボウリングピンを置き、クルマでぶつかって倒して見せる。
④息子が少しでも興味を示したら、遊びを発展させていく。逆に息子が嫌がったら一旦身を引き、しばらくしたらまた違う方法で邪魔をしていく。
ここがポイント
効果的な「邪魔」の方法は、子どもが面白い、おかしいと思うようなこと。変な効果音をつけたり、コミカルな動作をしたり、おもちゃではないキッチン用具など意外なものを遊びに取り入れると、驚きのあまりついその「邪魔」を許してくれます。
でも逆にお子さんが反応してくれなかったり、喜んでくれなくても気を落とさないでください。とりあえずは側で真似したり、お子さんの遊びに愉快なナレーションをつけるだけでも立派な「参加」です。
ちょっかい出すのは少しずつ、一瞬でも許してくれたら大成功!
モンキーのメモ
✏️まずは側で子どもの遊びの真似をし、少しずつ「邪魔」の要素を足していく。
✏️面白い動作や音、おもちゃではない意外なものを取り入れて喜ばせる。