・家の中で粗大運動を養える療育おもちゃを紹介
・足腰を鍛え、ボールを転がす練習やバランス運動を楽しむ
自閉症・発達障害の息子の家庭療育の一環として、室内で運動ができるおもちゃを活用しています。今回は、理学療法士さんや作業療法士さんおすすめの海外製品を3つご紹介します。
バランスボードで室内運動やビーンバッグ投げで運動遊びの記事も合わせてご覧ください。
目次
スタッキングブロック
知育玩具メーカーとして大人気のアメリカのブランド、メリッサアンドダグ。我が家でも鍵の開け閉めの訓練ができるおもちゃやボタンかけ練習ができるおもちゃなどが大活躍です。
今回ご紹介するのは、バランス能力や手先のコントロールにおすすめのスタッキングブロック。
丈夫な厚紙でできた10個のブロックはマトリョーシカのように収納されていて、大きいものから順に積み上げていくと90cmほどの高さになります。
このおもちゃの優れている点
①ブロックが軽くて持ちやすい。
②ブロックのサイズがうまく調整されていて、積み上げるのに程よい難しさになっている。
③よって、手先のコントロールが鈍い子どもでも、集中すれば1人で積み上げられる。
④子どもの身長と同じ高さなので、椅子に乗ったり、背伸びしたりしながら積み上げることで、バランス能力を養える。
④ブロックが厚紙でできているので、積み上げた後に勢い良く倒しても安全。
⑤片付ける際にも、大きいブロックから順番にはめ込んでいくので頭を使う。
Melissa & Doug公式YouTubeにてこの商品の紹介動画が見れます。
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折り畳み式トンネル
軽くて収納も楽なこの室内用トンネル。子供用テントとセットになっていますが、単品でも購入可能です。運動能力を鍛えたり、他のおもちゃと合わせて遊びを広げたり、様々な角度から楽しめます。
このおもちゃの遊び方
①中をくぐって、スピードを競う。
②入り口・出口から覗いて「いないいないばあ」をする。
③電車や車のおもちゃを走らせる。
④片端を持ち上げて、おもちゃの滑り台にする。
⑤収納用の紐を一箇所だけ締めたままにして、トンネルをダンゴムシのような形にして遊ぶ。
⑥トンネルに入ったまま立ち上がり、『はらぺこあおむし』のあおむしになる。
ボウリングセット
室内用のボウリングセットだったら何でもOK。ボールの重さや硬さがあまり安全でないようでしたら、柔らかくて持ちやすいものを代用することをお勧めします。
このおもちゃで療育ができる方法
①子どもが自分でピンを立たせて並べることで、手先のコントロールを養う。
②ピンの色や数を言いながらピンを並べたり倒したりすることで、言葉の学習になる。
③ボールをピンに向かって転がすことで、ボールが転がる軌跡の変化を予測する練習になる。
④親や兄弟と順番に転がすことで、順番待ちの練習になる。
⑤ボールではなくビーンバッグを投げて遊ぶことで、投げる練習もできる。