・フラッシュカードのアプリを使って単語や文法を覚える
・お子さんの馴染みのある物や場所の実際の写真を使って興味を引く
自閉症・発達障害の息子はタブレットでの勉強が好きなので、言葉や文法を覚えるのに単語帳アプリを使っています。今回は、我が家での単語帳アプリの選び方、使い方をご紹介します。
単語帳アプリの選び方
おすすめなのは、画像をアップロードしてその上に音声を録音できる機能が付いているアプリ。
我が家で使っているのはマナビティ単語帳。無課金で30セットまで作れます。課金すると「テキスト自動読み上げ」などの機能も。ただ自分の音声を録音することはできないようです。それが可能なアプリで、現在我が家で使っているものはあいにく日本では使えないようなので、ぜひ日本のアプリストアで検索してみてください。
単語帳アプリの使い方
①覚えて欲しい単語に関連する写真を撮り、アプリにアップロード。その上から音声を録音し、文字表記をつける。
②お子さんとの勉強の時間では、まず音声を聞いて復唱する、次回は音声を聞かずに単語を言う、というように勉強を進めていき、文字表記も必要に基づいてON/OFFを切り替える。
③お子さんが単語が流れてくる順番を暗記してしまったら、表示される順番をランダム設定に変える。
単語帳アプリを使って息子が覚えたのは日常用品の名前、色、形、体のパーツ、家の中の部屋や家具の名前、学校の先生の名前、動詞、感情など。画像で表現できるものなら何でもありです!
ここがポイント
手作りフォトブックで学習の記事にも書いたように、息子は実際身の周りにあるものや、私や夫が動詞や感情を表現している様子を撮った写真を使うとより勉強に興味を示してくれます。
また、音声を録音できる機能を使うと、単語や文法をピンポイントで教えることができるので便利でした。
一方で、自分が撮った写真のみを使うのに手間がかかるので、ネット検索で見つけた画像や動画のスクリーンショットを使うこともあります。
重要なのは、「目」を表すなら顔の写真ではなく目だけが写っているもの、「ブランコ」を表すなら公園の写真ではなくブランコだけが写っているもの、「歯ブラシ」を表すなら実際息子が使っているブランドのもの、というように一目で分かるようにすることです。
モンキーのメモ
✏️画像、音声、文字表記をカスタマイズできるアプリを選ぶ。
✏️お子さんが馴染みのあるものや人の写真を実際撮って使う。