・自閉症・発達障害のため指の力が弱い子供が、気軽に行えるおすすめのトレーニング法
・特別な療育おもちゃを買わなくても簡単にできる訓練
自閉症の特徴として、息子は指に力を入れるのに苦労します。
今回は、作業療法士さんに教わった、日常生活の中で指先のトレーニングができる方法をご紹介します。特別な療育用のおもちゃを買わなくても日頃のルーティンの中で楽に実施できる練習法です。
日常品を容器に入れる
準備は簡単。お子さんが普段からよく使う日常品、おもちゃやお菓子などを様々な容器・入れ物に入れていきます。
▼我が家の場合
①テレビのリモコン→ジッパーケース
②レゴブロック→タッパーウェア(蓋の開け方が違うものを数種類使用)
③タブレット用の極太スタイラスペン→ボタン練習用のおもちゃ
④紙類→鍵を開けて遊ぶおもちゃ
他にも、きれいに洗ったジャムの瓶やテイクアウトの容器など、キッチンにあるものを思いつき次第使っています。毎朝食べるコーンフレークの袋も輪ゴムで止め、息子が頑張れば外れる難易度に調整しています。
こうして、息子が毎日使うものや毎日欲しがるおもちゃやお菓子を様々な容器に入れ、開けないといけない状況を作っています。
ここがポイント
「開けると欲しいものが手に入る!」という状況を作ることで、お子さんのモチベーション向上に繋がります。
また、毎日使うものや欲しがるものを中に入れることで、指のトレーニングを毎日自然に行えます。
お子さんが1人で開けるのに苦労している場合は、蓋を少しだけ緩めたりあげるなどしてサポートしてあげてください。
モンキーのメモ
✏️ボタン、ジッパー、ロックなどがついた色々な種類の容器を使う。
✏️お子さんが普段必要とするもの、欲しがるものを中に入れ、自然に指のトレーニングを行う。