・リラックスするために深呼吸をさせ、感情コントロールをサポートする
・お腹に両手を当てて、優しく圧力をかける
息子と同じく障害をもつ子の親と話す機会が、時々あります。今回は最近あるママさんから聞いて「いいな」と思った「自閉症の子を落ち着かせるコツ」をご紹介します。
息子もそうですが、自閉症などの障害をもつ子は様々な環境でストレスを感じ、そのストレスを自分で解消したり、言葉で助けを求めたりしづらいことがあります。そうするとパニックになり、大人の声がけも耳に入らず、感情がどんどん高まっていってしまいます。
大人の声がけに集中するには、まず落ち着かなければいけない。
でも落ち着くには、大人の手助けが必要。
そんなとき、我が家では「まず目を合わせる」ことを重視してきました。以前「子どもと目が合わない時〜おすすめ練習法」という記事に書いた5つのステップを行います。
先日話を聞いたママさんの場合、息子さんのお腹に両手を当てるそうです。
最近「マインドフルネス」や「瞑想」による集中力アップや怒りの感情のコントロールといった効果が注目を浴びていますが、その上で重要なのが深呼吸(毎日新聞「深呼吸をしたら落ち着くのはなぜ?」)。
深呼吸をさせるために、そのママさんは息子さんのお腹をそっと優しく押すように両手を当てているそうです。お腹の前後(へそと背中)でも、お腹の左右の脇でもOK。優しく圧力をかけることで、息子さんの体は無意識に反応し、お母さんの手を押し返そうとお腹を膨らませるために大きく息を吸うんだそうです。
そうやってまず深呼吸をさせ、落ち着かせたところで、言葉をかけるそうです。
私も次回息子がパニックになった時に試してみようと思います。