・言語障害や言葉の遅れがある子との遊びにおすすめのおもちゃ
・遊びながらテンポ良く言葉の練習をする方法
自閉症・言語発達障害の息子の言葉を引き出すために、かつて言語療法士さんが使っていた知育玩具「スロープトイ」。テンポ良く発語の練習ができる便利なおもちゃです。
言語療法士さんの遊び方
①息子が1人で自由にボールを転がして遊ぶのを観察し、相槌を打つ。
②しばらくして、言語療法士さんが転がっているボールを途中で指で止める。
③息子は言語療法士さんの指を掴んでどかそうとする。
④言語療法士さんは指でボールを止めたまま「『ゴー』と言ってごらん」と発語を促す(息子は英語で療育を受けています)。
⑤息子は最初はためらいながらも、最終的に「ゴー」と言う。
ゲームを繰り返していく中での最終目標としては、大人に言われなくても自発的に喋ってくれることです。
ここがポイント
この遊びが息子にとって効果的だった理由は2つあります。
まずは、ゲーム自体がシンプルでテンポが速く、数分の遊び時間で何度も繰り返せるので、その回数だけ発話練習ができたこと。
もう1つは、求められている言葉が簡単なものであり、他の場面でも使える言葉だったこと。
このゲームを通して「ゴー」と言えるようになった息子は、他にも「〜に行きたい」「今の場所から離れたい」「〜を別の場所に動かして欲しい」「〜にどいてほしい」といったあらゆる要求を表現するのに使っていました。
他にも、息子がボールを止める側になって「ストップ」と言ったり、スロープの上で大人がボールを持ち、息子が「レディーセットゴー」(よーいどん)と言ったらボールを離す、というようなバリエーションもありました。
▼この知育玩具は「木製おもちゃのだいわ」の吊り橋ミニコースターといい、楽天市場などで購入できます
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▼このおもちゃを使って順番待ちの練習をする方法
ボール転がして順番待ちの練習
モンキーのメモ
✏️転がっているボールを指で止めて、お子さんが言葉を言えたら指を離すという練習をする。
✏️飽きないようにテンポ良くゲームを繰り返す。
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