・ASDの息子の発達支援に役立った家庭療育のコツ
・何歳からでも家で実施できる自閉症児の支援方法
・早期療育4年間、我が家で重宝している基礎知識
息子は、現在滞在中のオーストラリアにて、2歳検診の時に言葉の遅れを指摘されました。そして4歳で、自閉スペクトラム症(ASD)及び全般的発達遅滞、言語発達障害という正式な診断を受けました。(自己紹介ページ> )
このブログでは息子が受けている言語療法(ST)、作業療法(OT)、理学療法(PT)から学んだ支援法、試行錯誤で掴んだおうち療育のコツを紹介していますが、最近息子が小学校に上がり、年齢的に「早期療育」を卒業したこのタイミングで、今まで重宝してきた基礎知識を1つの記事にまとめました。発語訓練、日常スキル、遊び方など「このコツを知れたから息子の成長に大きく貢献できた」というものを厳選しています。
目次
発語を促す
発音練習は手拍子で
言語療法士さんに教わった「手を叩きながら言葉を発音する」という指導方法。子どもの「発音がはっきりしない」とお悩みの方におすすめです。
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わざと間違える
子どもが欲しいものをわざと分からないふりをしたり、正解をわざと間違えて「訂正したい!」という気持ちを言えるように支援する方法です。
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大人の体感より長く待つ
復唱を促す時の失敗、正しい復唱の指導法を紹介。ちょっとした工夫で効果がある発語訓練のコツです。
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選択肢を提示
お子さんが返事をしない時に、自由回答式ではなく選択肢を提示する方法です。
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テンポ速い遊びで発語訓練
息子の言葉を引き出すのに効果的だった知育玩具「スロープトイ」。言語療法士さんがテンポ良く発語の練習するために使っていた支援グッズです。
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目を合わせる
お子さんと「視線が合わない」とお悩みの方におすすめの対処法。言語療法士さんなどから学んだ「自閉症児と目を合わせる方法」をまとめました。
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指差しを促す
お子さんが「指差ししない」とお悩みの方におすすめ。「要求の指差し」と「応答の指差し」の練習をおもちゃや絵本を使って日頃のルーティンに取り入れる方法です。
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絵本の読み聞かせを活用
自閉症・発達障害の子どもに効果的な絵本選びや読み聞かせの方法を紹介。子どもの特徴や興味に合わせて言葉の発達を促すコツです。
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独り言を会話に変える
息子に「今日学校どうだった?」など「過去」について質問したい時に使う方法。学校の帰りやテレビを見た後の独り言を会話に変えるコツも紹介。
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YouTube動画で語彙を増やす
発音の練習や語彙を増やすのにおすすめのYouTubeの学習動画をリストアップ。テレビの時間にも楽しく学習できる方法です。
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手作りフォトブックで文章を暗記
息子に単語や文法、自己紹介の文章などを教えるのに作った教材。お子さんが馴染みのあるものや人の写真を使って発語の訓練ができます。
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勉強には単語帳アプリ
写真をアップロードして文法や単語を学ぶ勉強法。お子さんが馴染みのあるものや人の写真を実際撮ってアップし、音声を録音する機能が付いているアプリがおすすめです。
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目で見て分かるようにする
写真入りスケジュール表で不安解消
息子のために作ったスケジュール表。行く場所、会う人などの写真を貼って1日の予定を一目で分かるようにしています
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日付に丸をつけて予定を把握
毎日「日付に◯を付ける」という作業を通して、「1日1日が過ぎていく感覚」「季節の変化」などを教えています。
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歯磨きの手順は色入りイラストで
色で手順を示し、どの歯をどういう順番で磨くのか一目でわかるようにしています。
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座る位置には目印になるものを置く
息子はテレビ画面に近づきがち。そこで座ってほしい位置にタオルや縄跳びを置いて目で分かるようにします。
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着替えの服はすぐ手が届く場所に
着替えの自立を支援するため、服は息子が必要になった時にその場ですぐ手が届く場所に置いています。
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新しいスキルは手作りポスターで
息子の言語訓練、生活スキル、勉強に役立っている資料。家中の壁に貼り、常に目に入るようにしている手作り教材を一挙公開。
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